UFCを見始めたばかりの人は、
「UFCは何ラウンドあるの?」
「1ラウンドは何分?」
「なぜ3ラウンドの試合と5ラウンドの試合がある?」
「タイトル戦ではないのに5ラウンドなのはなぜ?」
と疑問に思うことがあるかもしれません。
結論から言うと、UFCでは基本的に、
通常の試合=3ラウンド
タイトルマッチ=5ラウンド
メインイベント=原則5ラウンド
で行われます。
そして、1ラウンドの時間は5分です。
そのため、最後まで戦った場合の実際の競技時間は、
3ラウンド=最大15分
5ラウンド=最大25分
となります。
この記事では、UFCのラウンド数や試合時間、タイトル戦・メインイベントとの違い、ラウンド間の休憩時間などを初心者向けにわかりやすく解説します。
- UFCは何ラウンド?
- UFCの1ラウンドは何分?
- ラウンド間の休憩時間は何分?
- 通常のUFCの試合が3ラウンドなのはなぜ?
- タイトルマッチはなぜ5ラウンド?
- タイトル戦ではないメインイベントも5ラウンド?
- コーメインイベントも5ラウンド?
- メインカードとメインイベントは違う
- 3ラウンド戦と5ラウンド戦では戦い方も変わる?
- 5ラウンド全部戦ったら必ず判定になる?
- KOや一本なら試合時間は短くなる
- 反則があった場合は5分を超えることもある?
- UFCの1試合を見るのに実際は何分かかる?
- 男子と女子でラウンド時間は違う?
- UFCと他の格闘技ではラウンド時間が違う?
- UFCのラウンド数・試合時間についてよくある疑問
- まとめ|UFCは通常3ラウンド、タイトル戦・メインイベントは5ラウンド
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- 主な参考資料
UFCは何ラウンド?
まず基本を表にすると次のようになります。
| 試合 | ラウンド数 | 1R | 最大競技時間 |
|---|---|---|---|
| 通常の試合 | 3R | 5分 | 15分 |
| メインイベント | 原則5R | 5分 | 25分 |
| タイトルマッチ | 5R | 5分 | 25分 |
UFCの大会では、多くの試合が3ラウンド制です。
一方、タイトルマッチと大会のメインイベントは基本的に5ラウンド制となります。
ABCのUnified Rulesでは、プロMMAの1ラウンドは5分で、試合は最大5ラウンド・25分までと定められています。
UFCの1ラウンドは何分?
UFCでは、1ラウンド5分です。
これは通常の3ラウンド戦でも5ラウンド戦でも同じです。
つまり、
3R × 5分=15分
5R × 5分=25分
となります。
ボクシングでは1ラウンド3分が一般的なので、ボクシングからUFCを見始めた人は「MMAの1ラウンドは長い」と感じるかもしれません。
MMAでは打撃だけでなく、テイクダウン、グラウンドコントロール、サブミッションなども行われるため、5分間の中で試合展開が大きく変化することがあります。
ラウンド間の休憩時間は何分?
UFCでは、ラウンドとラウンドの間に1分間の休憩があります。
Unified Rulesでも、5分間のラウンドの間に1分間の休憩を設けることが定められています。
そのため、競技時間だけを見ると3ラウンド戦は15分ですが、休憩も含めれば、
5分 → 1分休憩 → 5分 → 1分休憩 → 5分
となります。
つまり開始から最終ラウンド終了まで、休憩を含めると最低でもおよそ17分かかります。
5ラウンド戦なら、
競技時間25分+休憩4分=約29分
です。
ただし実際の大会では、ラウンド開始前後の時間やレフェリーによる中断などもあるため、現実の経過時間はさらに長くなる場合があります。
通常のUFCの試合が3ラウンドなのはなぜ?
UFCの多くの試合は3ラウンド制で行われます。
予備カード(Prelims)でもメインカードでも、タイトルマッチやメインイベントなどの例外を除けば基本的には3ラウンドです。
ここで初心者が間違えやすいのが、
「メインカードに入っている試合=5ラウンド」ではない
という点です。
たとえば大会のメインカードに5試合あったとしても、メインイベント以外の通常試合は基本的に3ラウンドです。
UFC公式の大会情報でも、「Main event scheduled for five rounds. All other bouts scheduled for three rounds」と案内される大会があります。
タイトルマッチはなぜ5ラウンド?
UFCのタイトルマッチは5ラウンド制です。
1ラウンド5分なので、最後まで戦えば最大25分になります。
通常の3ラウンド戦より10分長くなるため、
4ラウンド目と5ラウンド目
は「チャンピオンシップラウンド(Championship Rounds)」と呼ばれることがあります。
タイトルマッチでは、
- スタミナ
- ペース配分
- ダメージの蓄積
- 試合中の戦術変更
- 精神力
などが、3ラウンド戦以上に重要になります。
1〜3ラウンドでは互角だった選手同士でも、4・5ラウンドになると大きな差が出ることがあります。
タイトル戦ではないメインイベントも5ラウンド?
はい。
現在のUFCでは、タイトル戦ではないメインイベントも原則5ラウンドです。
これは初心者には少しわかりにくい部分です。
もともと5ラウンドは主にタイトルマッチで行われていましたが、UFCは2011年からノンタイトルのメインイベントにも5ラウンド制を導入しました。UFC公式でも、この変更によってノンタイトルのヘッドライナーが25分戦えるようになった経緯が紹介されています。
そのため現在は、
タイトルマッチだから5R
だけではなく、
その大会のメインイベントだから5R
という試合もあります。
コーメインイベントも5ラウンド?
必ずしも5ラウンドではありません。
ここもよくある勘違いです。
「コーメインイベント(Co-Main Event)」とは、一般的にメインイベントの一つ前に行われる重要な試合を指します。
しかし、
コーメインイベントというだけで自動的に5ラウンドになるわけではありません。
通常のノンタイトル戦であれば、コーメインイベントでも基本的には3ラウンドです。
一方、その試合がタイトルマッチであれば5ラウンドになります。
つまり、
メインイベント → 原則5R
コーメインイベント → 通常3R。ただしタイトル戦なら5R
と覚えておくとわかりやすいでしょう。
メインカードとメインイベントは違う
名前が似ているため、ここも初心者が混同しやすいポイントです。
メインカード
大会の後半に行われる主要な試合をまとめた枠です。
メインカードには複数の試合があります。
メインイベント
その大会の最後に行われる中心となる1試合です。
したがって、
メインカード=複数の主要試合
メインイベント=大会最後の1試合
という違いがあります。
「メインカードに出るから5ラウンド」ではありません。
3ラウンド戦と5ラウンド戦では戦い方も変わる?
変わることがあります。
最大15分の3ラウンド戦と最大25分の5ラウンド戦では、選手に求められる戦い方も同じとは限りません。
3ラウンド戦
3ラウンドでは、1ラウンド落とすことの影響が非常に大きくなります。
たとえば最初の2ラウンドを相手に取られた場合、3ラウンド目を取るだけでは判定で負ける可能性が高くなります。
そのため、限られた時間の中でポイントを取る必要があります。
5ラウンド戦
5ラウンド戦では試合時間が10分長くなります。
序盤にラウンドを落としても、後半で巻き返せる可能性があります。
その一方で、25分間を想定したスタミナ配分やペース管理が重要になります。
前半から全力で動きすぎれば、4・5ラウンドで大きく失速する可能性もあります。
そのため、同じ選手でも3ラウンド戦と5ラウンド戦で戦術が変わることがあります。
5ラウンド全部戦ったら必ず判定になる?
はい。
予定されている全ラウンドが終了し、KO・TKO・サブミッションなどによる決着がなければ、基本的にジャッジの採点による**判定(Decision)**で勝敗が決まります。
UFCでは各ラウンドを10ポイントマストシステムで採点し、その合計によって判定が決まります。
UFCの採点方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
UFCの採点方法とは?10ポイントマスト・10-8・判定基準をわかりやすく解説
KOや一本なら試合時間は短くなる
もちろん、UFCの試合が必ず15分または25分続くわけではありません。
たとえば1ラウンド2分でKOした場合、その時点で試合終了です。
主な試合終了方法には、
- KO
- TKO
- サブミッション
- 判定
- ドクターストップ
- 失格
などがあります。
そのため「3ラウンド戦=必ず15分」ではなく、
最大15分
という意味です。
同じように5ラウンド戦も最大25分です。
反則があった場合は5分を超えることもある?
試合そのものの1ラウンドは5分ですが、反則などによって時計が止まることがあります。
たとえばローブローやアイポークが起きた場合、レフェリーが試合を一時停止する場合があります。
Unified Rulesでは、ローブローやアイポークを受けた選手に、条件を満たせば最大5分間の回復時間が認められています。
そのため、テレビや会場で見ている実際の経過時間は、単純な15分・25分より長くなる場合があります。
UFCの1試合を見るのに実際は何分かかる?
ここでは「競技時間」と「観戦するときの時間」を分けて考える必要があります。
実際に戦っている時間
3ラウンド戦:
最大15分
5ラウンド戦:
最大25分
休憩を含めた時間
3ラウンド戦:
約17分以上
5ラウンド戦:
約29分以上
さらに実際の中継では、
- 選手入場
- 選手紹介
- レフェリーの確認
- 試合終了後の判定発表
- インタビュー
- 次の試合までの時間
などがあります。
そのため、UFCをテレビや配信で見る場合、1試合あたりの放送時間は実際の競技時間よりかなり長くなることがあります。
特にKOや一本で早く終わった場合は、次の試合まで待ち時間が長くなることもあります。
男子と女子でラウンド時間は違う?
基本的には同じです。
男子だから5分、女子だから短い、という違いはありません。
プロMMAでは男女とも1ラウンド5分で行われます。ABCも女子選手について5分ラウンドを認め、ノンタイトル戦3ラウンド、タイトル戦5ラウンドという形を示しています。
したがってUFCでも、男子・女子という性別によって基本的なラウンド時間が変わるわけではありません。
UFCと他の格闘技ではラウンド時間が違う?
違います。
たとえばボクシングでは、プロの男子試合では1ラウンド3分が基本です。ABCのUnified Boxing Rulesでも1ラウンド3分・休憩1分とされています。
一方、プロMMAは1ラウンド5分です。
そのため、同じ「ラウンド制」の格闘技でも、競技によって1ラウンドの長さやラウンド数は異なります。
また、MMAでもすべてのプロモーションが歴史的にまったく同じ形式を採用してきたわけではありません。
たとえばPRIDEでは、第1ラウンド10分、第2・第3ラウンド5分という独自形式が使われていました。UFC公式の過去記事でもこの形式が確認できます。
つまり、
MMA=必ず3R×5分
という意味ではなく、UFCでは現在、Unified Rulesを基本として1ラウンド5分の試合形式が採用されていると理解するのが正確です。
UFCのラウンド数・試合時間についてよくある疑問
UFCは基本何ラウンド?
通常の試合は3ラウンドです。
タイトルマッチとメインイベントは基本的に5ラウンドです。
UFCの1ラウンドは何分?
5分です。
ラウンド間には1分間の休憩があります。
UFCの試合は最大何分?
3ラウンド戦なら最大15分。
5ラウンド戦なら最大25分です。
タイトル戦は何ラウンド?
5ラウンドです。
最大競技時間は25分です。
タイトル戦ではないメインイベントは何ラウンド?
原則として5ラウンドです。
UFCでは2011年からノンタイトルのメインイベントにも5ラウンド制が導入されています。
コーメインイベントは何ラウンド?
通常のノンタイトル戦なら3ラウンドです。
コーメインイベントがタイトルマッチの場合は5ラウンドになります。
メインカードの試合は全部5ラウンド?
いいえ。
メインカードに入っていても、通常の試合は基本的に3ラウンドです。
3ラウンド全部戦うと何分?
実際の競技時間は15分です。
2回の1分休憩を含めれば、開始から終了までは少なくとも約17分になります。
5ラウンド全部戦うと何分?
実際の競技時間は25分です。
4回の1分休憩を含めれば、開始から終了までは少なくとも約29分になります。
まとめ|UFCは通常3ラウンド、タイトル戦・メインイベントは5ラウンド
UFCのラウンド数と試合時間を簡単にまとめると、
1ラウンド=5分
通常の試合=3ラウンド・最大15分
タイトルマッチ=5ラウンド・最大25分
メインイベント=原則5ラウンド・最大25分
ラウンド間の休憩=1分
です。プロMMAの1ラウンド5分、ラウンド間1分、最大5ラウンドという基本枠はUnified Rulesにも定められています。
また、
メインカード=5ラウンドではない
コーメインイベント=自動的に5ラウンドではない
という点も覚えておくと、UFCの大会表を見たときに理解しやすくなります。
3ラウンド戦と5ラウンド戦では、単に10分長くなるだけではありません。
スタミナ、ペース配分、採点、後半の戦術などにも違いが出るため、試合前に「この試合は3ラウンドか5ラウンドか」を確認しておくと、UFCをさらに楽しみやすくなるでしょう。
UFC・MMA初心者向けのルールや基礎知識をまとめて確認したい方はこちら。
→ UFC・MMA初心者向け基礎知識まとめ|ルール・採点・判定・KO・サブミッションを解説
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UFC公式|Unified Rules of Mixed Martial Arts
Association of Boxing Commissions|Unified Rules of Mixed Martial Arts
Association of Boxing Commissions|Committee Report on Unified Rules for MMA



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