UFCを初めて見ると、
「UFCとMMAは同じもの?」
「何ラウンド戦うの?」
「KOとTKOは何が違う?」
「判定はどうやって決まる?」
「タップしていないのに、なぜ試合が終わった?」
など、分からない言葉が次々に出てきます。
MMAは打撃だけでなく、レスリングやグラップリング、サブミッションなど、さまざまな技術を使って戦う競技です。UFCもUnified Rulesをベースに試合を行っています。
しかし、最初から細かいルールをすべて覚える必要はありません。
この記事では、UFC・MMA初心者が最初に知っておきたい基礎知識をまとめます。
詳しい内容については、それぞれの個別記事で解説しています。
UFC・MMA初心者が最初に覚えたい基礎知識
まずは以下を理解すれば、UFCの試合がかなり見やすくなります。
| 基礎知識 | ポイント |
|---|---|
| UFCとMMA | MMAは競技、UFCはMMAのプロモーション |
| ラウンド | 1ラウンドは基本5分 |
| 採点 | 10ポイント・マスト・システム |
| 判定 | Unanimous・Split・Majorityなど |
| KO・TKO | 打撃などによるフィニッシュ |
| Submission | 絞め技・関節技などによるフィニッシュ |
| NC・DQ | 反則や事故などによる特殊な結果 |
| リーチ | 距離や戦い方に影響する身体的要素 |
UFCとMMAは何が違う?
最も基本的な違いは、
MMA=競技
UFC=MMAの試合を開催するプロモーション
ということです。
MMAはMixed Martial Arts(総合格闘技)の略で、打撃とグラップリングの両方を使用できます。
つまり「UFCという格闘技」があるわけではありません。
UFCとMMAの違いとは?総合格闘技との関係を初心者向けにわかりやすく解説
UFCは何ラウンド?
UFCでは1ラウンド5分が基本です。プロMMAのUnified Rulesでも各ラウンドは5分とされています。
一般的な試合とタイトルマッチなどでは予定されるラウンド数が異なります。
ただし、KO・TKO・サブミッションなどが決まれば、予定されたラウンドをすべて戦う前に試合は終了します。
UFCは何ラウンド?1ラウンドの時間・3Rと5Rの違い・試合時間をわかりやすく解説
UFCの試合はどうやって決着する?
代表的な決着方法は、
KO / TKO
Submission
Decision(判定)
です。
そのほか、反則や事故などによって**Disqualification(DQ/失格)やNo Contest(NC/ノーコンテスト)**になることもあります。
まずは、
打撃で終わる → KO・TKO
絞め技や関節技などで終わる → Submission
最後まで戦う → Decision
という大まかなイメージを持っておけば十分です。
UFCの採点方法は?
フィニッシュせず判定になった場合、ジャッジの採点によって勝敗が決まります。
MMAでは10ポイント・マスト・システムが基本です。UFCのUnified Rulesでも、ラウンドごとの採点や反則によるポイント減点などが定められています。
よく見るスコアは10-9や10-8ですが、「パンチ1発=○点」のような単純な加点方式ではありません。
UFCの採点方法とは?10ポイントマスト・10-8・判定基準をわかりやすく解説
UFCの判定にはどんな種類がある?
初心者がまず覚えたい通常の判定は次の3つです。
Unanimous Decision
→ 3人全員が同じ選手を勝者
Split Decision
→ 2人が一方、1人が相手を勝者
Majority Decision
→ 2人が一方を勝者、1人が引き分け
ただし、Unanimousだから圧勝、Splitだからほぼ引き分けという意味ではありません。
詳しい違いやDrawについてはこちらで解説しています。
UFCの判定には何種類ある?ユナニマス・スプリット・マジョリティの違いをわかりやすく解説
KOとTKOは何が違う?
KOとTKOは、どちらも主に打撃によって試合が途中で終了するフィニッシュです。
KOは選手が攻撃によって試合を続けられない状態になった場合、TKOはレフェリーなどが安全上これ以上続けるべきではないと判断して止める場合などに使われます。
ただし、
「意識を失ったらKO、意識があればTKO」
と単純に分けられるわけではありません。
KOとTKOの違いとは?UFC・MMAの勝敗ルールを初心者向けにわかりやすく解説
サブミッションとは?
サブミッションは、絞め技や関節技などによって相手を降参させるフィニッシュです。
相手やマットを叩いて降参を示すTap Outのほか、言葉によるVerbal Tap Out、タップする前に失神するなどして試合が止まるTechnical Submissionもあります。
つまり、タップしなければ必ず試合が続くわけではありません。
MMAのサブミッションとは?タップとテクニカルサブミッションの違い・代表的な技を解説
No Contest・失格・テクニカル判定とは?
反則や事故によって通常とは異なる形で試合が終了することもあります。
大まかには、
No Contest(NC)
→ 勝者・敗者を正式に決めない結果
Disqualification(DQ)
→ 重大な反則などによる失格
Technical Decision
→ 特殊な事情で途中終了した試合を、それまでのスコアカードで判定
と考えると分かりやすいでしょう。
具体的な結果は、反則の内容や故意性、試合の進行状況などによって変わります。
UFCのノーコンテストとは?失格・テクニカル判定との違いをわかりやすく解説
MMAではリーチが長いと有利?
リーチは、MMA選手を見るときによく登場する身体的なデータです。
長いリーチは、離れた距離から攻撃するうえで武器になることがあります。
しかし、リーチが長ければ必ず勝てるわけではありません。
距離の詰め方、レスリング、プレッシャーなどによってリーチ差の影響は変わります。
MMAではリーチが長いと有利?身長差との違い・UFCでの戦い方への影響を解説
UFC・MMA初心者は試合のどこを見ればいい?
細かい技術が分からなくても、まず以下の5点を見るだけで十分です。
1.何ラウンドの試合か
3ラウンドなのか、5ラウンドなのかを確認します。
2.打撃以外の攻防も見る
パンチやキックだけでなく、テイクダウン、グラップリング、サブミッションなどもMMAの重要な要素です。
3.判定になりそうならラウンドごとに見る
「試合全体でどちらが強そうか」ではなく、
「このラウンドはどちらが取った?」
と考えると判定を理解しやすくなります。
4.途中で終わったら「何が原因か」を見る
打撃なのか、サブミッションなのか、負傷なのか。
原因を見るとKO・TKO・Submissionなどの違いが分かりやすくなります。
5.反則で止まったら結果を確認する
アイポークなどの反則が関係した場合は、NC、DQ、Technical Decisionなど通常とは異なる結果になることがあります。
UFC・MMA初心者によくある疑問
UFCとMMAは同じ?
違います。
MMAは競技、UFCはMMAのプロモーションです。
UFCは何ラウンド?
1ラウンドは基本5分です。試合によって予定ラウンド数が異なります。
UFCはどうやって勝敗を決める?
代表的にはKO・TKO・Submission・Decisionがあります。
KOとTKOは同じ?
完全に同じではありません。試合が停止する状況に違いがあります。
タップしなければサブミッション負けにならない?
いいえ。
タップしなくてもTechnical Submissionになる場合があります。
No Contestは引き分け?
違います。
DrawとNo Contestは別の試合結果です。
まとめ|まずは試合が「どう進み、どう終わるか」を理解しよう
UFC・MMA初心者がまず覚えておきたいのは、
MMA=競技、UFC=プロモーション
1ラウンドは基本5分
フィニッシュにはKO・TKO・Submissionなどがある
最後まで戦えばジャッジの判定になる
反則や事故ではNC・DQなど特殊な結果になることもある
という基本です。
最初からすべての技やルールを覚える必要はありません。
まず、
「なぜこの試合はこの結果で終わったのか?」
を意識するだけでも、UFCはかなり理解しやすくなります。
気になった項目については、以下の詳細記事も参考にしてください。
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