食品添加物は危険? 酸化防止剤篇

健康

酸化防止剤とは?体に悪いのか?

皆さんは酸化防止剤をご存じでしょうか。


当記事では、食品添加物の1つである酸化防止剤について紹介いたします。

酸化防止剤とは? 一覧

酸化防止剤は食品添加物の1つです。

食品が酸化されると、風味の低下や変色など 食品の品質を下げてしまいます。酸化防止剤は、それ自身が犠牲となって酸化される事で、食品の酸化を防ぎ、品質の低下を防ぎます

表1. 代表的な酸化防止剤の例
酸化防止剤の例 利用されている食品例
L-アスコルビン酸(ビタミンC) 果物・野菜
トコフェロール(ビタミンE) アボカド・ナッツ
セレン 魚介・ブラジルナッツ
カロテノイド
(β-カロテン・リコピンなど)
果物・野菜
亜鉛 魚介・肉
フェノール類 果物・ワイン
エルソルビン酸ナトリウム 果実加工品・魚介加工品

酸化防止剤のメリット

食品の酸化による風味低下・変色などの品質低下を防ぐ。

果物や野菜には酸化防止剤の成分が豊富に含まれており、普段から意識して多く摂取する事で、病気のリスクが低下する傾向にある事が研究で言われています。しかしそれが、酸化防止剤の成分を多く摂ったおかげなのか、それ以外の成分のおかげなのか、総合的な食事内容のおかげなのか、生活習慣のおかげなのかどうかはまだ明確になっていません。

因みに 自然食品ではなく、酸化防止剤のサプリメントの慢性疾患(心血管系疾患・癌・白内障など)への有効性に関する研究もありましたが、期待されていた様な成果は得られていません。

酸化防止剤のデメリット(危険性)

●サプリメントとして大量に摂取すると健康リスクを高める可能性がある。

  • β-カロテンの過剰摂取は、喫煙者の肺がんリスクをさらに高める可能性がある。
  • ビタミンEの過剰摂取は、前立腺癌や何かしらの発作を引き起こす可能性がある。

最後に

酸化防止剤は、普段私たちが買う食品ラベルによく見られる食品添加物の1つです。食品の品質低下防止に貢献していますが、病気などに対しての有効性については、まだ明らかになっていない様です。過剰摂取は禁物です。

過去の研究からすると、サプリメントよりは自然な果物や野菜から摂取した方が、要因は明確になっていませんが、健康にも良い効果が実感できる傾向の様です。

参考

  • National Center for Complementary and Integrative Health (2013), 「Antioxidants: In Depth」, https://www.nccih.nih.gov/health/antioxidants-in-depth
  • BMC (2010), 「The total antioxidant content of more than 3100 foods, beverages, spices, herbs and supplements used worldwide」, https://nutritionj.biomedcentral.com/articles/10.1186/1475-2891-9-3

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