UFCの男子パウンド・フォー・パウンドランキングは、単なる戦績だけでなく、現在の強さ、階級を超えた実績、直近の勝利内容まで含めて評価されるランキングです。本記事では、現在のUFC男子PFP上位10選手を比較しながら、現時点で誰が本当に最強(ベスト)候補なのかを考察します。
パウンドフォーパウンドとは、階級差・体重差がないと仮定した場合に「誰が最も優れた選手か」を考えるランキングです。MMAではヘビー級からフライ級まで大きな体重差があるため、実際に異なる階級の選手同士が戦うことはほとんどありません。
しかし、ファンの間では「もし同じ体格だったら誰が一番強いのか」「階級を超えて最も完成度の高い選手は誰か」という議論が常に行われており、盛り上がる話題の1つとなっています。
本記事では、UFC公式ランキングをベースにしつつ、各選手の年齢、階級、バックボーン、近況、ファイトスタイル、豆知識なども含めて紹介します。
最終更新日:2026年6月21日
参照:UFC公式ランキング、UFC Stats、ESPN、Sherdog、Tapology、MMA Fighting等
更新方針:主要大会・王座戦後に更新予定
UFC Freedom 250後のランキング変動については、こちらの記事で詳しく解説しています。
https://lunapolios.com/2015/
※本記事の順位はUFC公式ランキングを参考にしています。ただし、各選手へのコメント、評価ポイント、今後の展望については筆者個人の考察を含みます。ランキング・戦績・肩書き・年齢は大会結果や更新時期によって変動するため、最新情報はUFC公式サイトもあわせてご確認ください。
- パウンドフォーパウンドとは?
- 男子UFCパウンドフォーパウンドランキングTOP10
- 1位 イスラム・マカチェフ / Islam Makhachev
- 2位 アレクサンダー・ヴォルカノフスキー / Alexander Volkanovski
- 3位 ピョートル・ヤン / Petr Yan
- 4位 ジャスティン・ゲイジー / Justin Gaethje
- 5位 イリア・トプリア / Ilia Topuria
- 6位 トム・アスピナル / Tom Aspinall
- 7位 ショーン・ストリックランド / Sean Strickland
- 8位 アレックス・ペレイラ / Alex Pereira
- 9位 メラブ・ドバリシビリ / Merab Dvalishvili
- 10位 ジョシュア・ヴァン / Joshua Van
- PFPランキングが変動しやすい理由
- 筆者が見るPFP評価のポイント
- 女子UFCパウンドフォーパウンドランキングについて
- 関連記事
- 参考サイト
パウンドフォーパウンドとは?
パウンドフォーパウンドとは、格闘技界で使われる用語で、全階級の選手を同じ体格・体重条件で比較した場合に、最も優れていると考えられる選手を指す評価です。
単純に「実際に戦ったら誰が勝つか」という意味ではありません。ヘビー級とフライ級では体格差が大きすぎるため、現実的な直接対決ではなく、技術、実績、完成度、勝ち方、階級内での支配力などを総合的に見るランキングと考えると分かりやすいです。
UFCのパウンドフォーパウンドランキングでは、各階級の王者や、強豪相手に高いパフォーマンスを見せ続けている選手が上位に入りやすい傾向があります。
男子UFCパウンドフォーパウンドランキングTOP10
| 順位 | 選手 | 英語表記 | 年齢 | 現在の階級 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | イスラム・マカチェフ | Islam Makhachev | 34歳 | ウェルター級 | 高いグラップリング完成度と安定感 |
| 2 | アレクサンダー・ヴォルカノフスキー | Alexander Volkanovski | 37歳 | フェザー級 | フェザー級での長期支配と総合力 |
| 3 | ピョートル・ヤン | Petr Yan | 33歳 | バンタム級 | 高いボクシング技術と試合運び |
| 4 | ジャスティン・ゲイジー | Justin Gaethje | 37歳 | ライト級 | 激しい打撃、耐久力、勝負強さ |
| 5 | イリア・トプリア | Ilia Topuria | 29歳 | ライト級 | 強烈なボクシングとフィニッシュ力 |
| 6 | トム・アスピナル | Tom Aspinall | 33歳 | ヘビー級 | ヘビー級離れしたスピードと決定力 |
| 7 | ショーン・ストリックランド | Sean Strickland | 35歳 | ミドル級 | 独特の防御技術と前進圧力 |
| 8 | アレックス・ペレイラ | Alex Pereira | 38歳 | ヘビー級 / ライトヘビー級 | 一撃で試合を終わらせる打撃力 |
| 9 | メラブ・ドバリシビリ | Merab Dvalishvili | 35歳 | バンタム級 | 驚異的なスタミナとレスリング圧力 |
| 10 | ジョシュア・ヴァン | Joshua Van | 24歳 | フライ級 | 若さ、スピード、成長性 |
※年齢は2026年6月21日時点。
※現在の階級・肩書きはUFC公式ランキングや直近の出場階級をもとにしています。
1位 イスラム・マカチェフ / Islam Makhachev
生年月日:1991年9月27日
年齢:34歳
出身:ロシア・ダゲスタン共和国
身長:178 cm
現在の階級:ウェルター級(現チャンピオン)
バックボーン:サンボ、レスリング
主なスタイル:テイクダウン、トップコントロール、サブミッション、打撃の組み立て
イスラム・マカチェフは、現在のUFCで最も完成度の高い選手の一人です。
ダゲスタン系ファイターらしい強烈な組みの圧力、テイクダウン、トップコントロール、サブミッション能力を持ちながら、近年はスタンドでの対応力も大きく向上しています。
特に評価されるのは、相手の得意分野を消しながら自分の展開に持ち込める点です。単に寝技が強いだけではなく、ケージ際の攻防、ポジションキープ、相手を消耗させる試合運びに優れています。
近況
ライト級で大きな実績を残した後、現在はウェルター級での動向にも注目が集まっています。階級を上げた状態で、どこまで支配力を維持できるかが大きなポイントです。
性格・人物像
公の発言や試合中の振る舞いを見る限り、感情を大きく表に出すタイプというより、冷静で職人肌の印象が強い選手ですが、仲間内での振舞いからはいたずら好きな一面がうかがえます。
豆知識
ハビブ・ヌルマゴメドフと同じダゲスタン系のチームで育ってきた選手として知られ、ハビブ引退後のライト級を継ぐ存在として長く期待されてきました。
評価ポイント
- グラップリングの完成度が非常に高い
- 王者級の相手にも安定して戦える
- スタンドの打撃対応力も向上している
- 階級を超えて評価される総合力がある
今後の注目点
今後はウェルター級でどこまで通用するか、またPFP1位としての評価を維持できるかが注目です。ライト級時代の支配力を上の階級でも見せられれば、歴代PFP評価でもさらに上位に入ってくる可能性があります。
2位 アレクサンダー・ヴォルカノフスキー / Alexander Volkanovski
生年月日:1988年9月29日
年齢:37歳
出身:オーストラリア
身長:168 cm
現在の階級:フェザー級(現チャンピオン)
バックボーン:ラグビー、レスリング、ボクシング
主なスタイル:打撃、レスリング、カーフキック、総合力
アレクサンダー・ヴォルカノフスキーは、フェザー級史上でも屈指の完成度を誇る選手です。
身長は決して大きくありませんが、距離管理、カーフキック、組みの対応、スタミナ、試合中の修正力が非常に高く、長年フェザー級トップとして活躍してきました。日本でも人気が高いです。
階級を上げてライト級王座にも挑戦し、敗れた試合でも高い技術と適応力を見せました。PFP評価においては、単なる勝敗だけでなく、長期的な支配力と対戦相手のレベルも大きく評価されます。
近況
現在もフェザー級トップとして高い評価を受けています。年齢的にはキャリア後半に入っていますが、経験値と総合力の高さは依然として大きな武器です。
性格・人物像
勤勉で研究熱心な印象が強い選手です。派手な挑発よりも、試合への準備や競技への誠実さが目立ちます。負けず嫌いでもあり、マカチェフとの2戦目の敗戦後には自分への激しい怒りを見せたことも。
豆知識
MMA転向前はラグビー選手として活動しており、当時は現在よりかなり重い体重でプレーしていたことで知られています。料理も得意で、SNSで賑わっています。
評価ポイント
- フェザー級での長期的な支配力
- 試合中の修正能力が高い
- 打撃、組み、スタミナのバランスが良い
- 階級上げでも高い競争力を見せた
今後の注目点
37歳という年齢を考えると、今後どこまでトップレベルを維持できるかが注目です。再び大きな勝利を重ねれば、フェザー級歴代最強候補としての評価はさらに固まるでしょう。
3位 ピョートル・ヤン / Petr Yan
生年月日:1993年2月11日
年齢:33歳
出身:ロシア
身長:170 cm
現在の階級:バンタム級(現チャンピオン)
バックボーン:テコンドー、ボクシング
主なスタイル:ボクシング、ムエタイ、ディフェンス、試合後半の圧力
ピョートル・ヤンは、バンタム級屈指の技術派ファイターです。
特にボクシング技術、ガード、距離の詰め方、コンビネーション、後半にかけて相手を削る試合運びに優れています。序盤で相手の動きを見極め、ラウンドが進むにつれて圧力を強めていく展開が印象的です。
一時期は判定や反則負けなどもありましたが、純粋な技術面では依然として非常に高いレベルにあります。バンタム級の選手層の厚さを考えると、その中で上位評価を維持している点は大きな価値があります。
近況
メラブとの再戦に勝利し、再び存在感を高めています。階級内の競争が非常に激しいため、今後も上位選手との対戦結果がPFP評価に直結しそうです。
性格・人物像
冷静で淡々とした印象があり、感情的なパフォーマンスよりも試合内容で語るタイプに見えます。実直な性格な印象があり、仲間・家族思いな一面がうかがえます。
豆知識
若い頃にテコンドーを経験し、その後ボクシングにも取り組んできました。現在の高い打撃技術には、複数の打撃競技の経験が活きていると考えられます。
評価ポイント
- ボクシング技術が非常に高い
- 試合後半に強い
- バンタム級トップ層で長く戦っている
- 攻防のバランスが良い
今後の注目点
バンタム級は常に競争が激しい階級です。新世代の選手たちを含め、これからどこまで存在感を示せるか注目です。
4位 ジャスティン・ゲイジー / Justin Gaethje
生年月日:1988年11月14日
年齢:37歳
出身:アメリカ
身長:180cm
現在の階級:ライト級(現チャンピオン)
バックボーン:レスリング、キックボクシング
主なスタイル:強打、ローキック、プレッシャー、耐久力、乱戦の強さ
ジャスティン・ゲイジーは、UFCライト級の中でも特に激しい試合を作る選手として知られています。
強烈なローキック、パンチの威力、前に出る圧力、そして打たれても下がらないタフさが大きな武器です。かつては乱戦型の印象が強い選手でしたが、キャリアを重ねる中で距離管理やリスク管理も向上し、単なる激闘型ファイターではなくなっています。
ゲイジーの試合は常にダメージの応酬になりやすく、勝っても負けても強い印象を残す選手です。その激しいスタイルと実績が、今回のPFP上位入りにつながっています。
近況
UFC White House / UFC Freedom 250でイリア・トプリアに勝利し、ライト級王座を統一しました。この勝利によって、男子PFPランキング4位に新規ランクインしています。
トプリアはそれまで無敗で、複数階級で大きな評価を受けていた選手だったため、その相手に勝ったゲイジーの評価は一気に上昇しました。
性格・人物像
試合中は非常に攻撃的で、相手を倒すことに強い意識を持つ選手です。一方で、キャリア後半になるにつれて、ただ突っ込むだけではなく、勝つために必要な判断をする場面も増えています。
試合外では率直で飾らない印象があり、ファンからは「本物のファイター」として支持されています。派手なキャラクター作りよりも、試合内容そのものが最大の魅力になっている選手です。
豆知識
ニックネームは「The Highlight」。その名の通り、ハイライト映像に残るような激しいフィニッシュや名勝負を数多く生み出してきました。
評価ポイント
- ライト級の現チャンピオン
- トプリア撃破による大幅な評価上昇
- 強烈なローキックと打撃
- 乱戦での勝負強さ
- 高い耐久力とメンタル
- キャリア後半でも進化を見せている
今後の注目点
今後はライト級王者として防衛を重ねられるかが最大のポイントです。ゲイジーは激しい試合が多いため、長期政権を築けるかには不安もありますが、強豪相手に勝利を重ねれば、PFP上位の評価はさらに固まるでしょう。
5位 イリア・トプリア / Ilia Topuria
生年月日:1997年1月21日
年齢:29歳
出身:ドイツ生まれ、ジョージア・スペインにルーツ
身長:170cm
現在の階級:ライト級(前チャンピオン / 上位ランカー)
バックボーン:グレコローマンレスリング、ブラジリアン柔術
主なスタイル:ボクシング、レスリング、柔術、フィニッシュ力
イリア・トプリアは、近年のUFCで最も勢いのある選手の一人でした。
レスリングや柔術のバックボーンを持ちながら、試合では強烈なボクシングを武器にフィニッシュを狙うスタイルが目立ちます。打撃の威力、距離の詰め方、カウンター精度が高く、相手にプレッシャーを与えながら試合を進めることができます。
単なるストライカーではなく、組み技の下地があるため、組まれることに恐れがなく、その結果、トプリアの打撃の圧力がより活きる形になっています。
近況
UFC White House / UFC Freedom 250でジャスティン・ゲイジーに敗れ、UFC公式PFPランキングでは5位に後退しました。無敗記録が止まったことは大きな出来事ですが、それまでの実績と完成度の高さから、依然としてPFP上位に残っています。
今回の敗戦は評価を落とす材料ではありますが、まだ29歳であり、今後の立て直し次第では再びPFP1位争いに戻る可能性があります。
性格・人物像
自信を前面に出すタイプで、スター性のある選手です。有言実行の雰囲気を持ち、発言や振る舞いからも、自分の実力に強い確信を持っている印象があります。
敗戦後にどう立て直すかは、今後のキャリアにとって非常に重要です。強い自信を持つ選手だからこそ、初黒星からの復帰戦には大きな注目が集まります。
豆知識
ドイツで生まれ、幼少期にジョージアへ移り、その後スペインへ移住しています。ジョージアとスペインの両方で非常に人気が高い選手です。
評価ポイント
- 元UFCライト級チャンピオン
- 強烈なパンチ力とフィニッシュ能力
- 若さとスター性がある
- 打撃だけでなく組み技の土台もある
- 敗戦後もPFP上位に残る実績がある
- 国際的な人気が高い
今後の注目点
今後は、初黒星からどのように復活するかが最大の注目です。ゲイジーとの再戦、ライト級上位との再起戦、あるいは階級変更など、次の選択によってPFP評価は大きく変わるでしょう。
6位 トム・アスピナル / Tom Aspinall
生年月日:1993年4月11日
年齢:33歳
出身:イングランド
身長:196 cm
現在の階級:ヘビー級(現正規チャンピオン)
バックボーン:ブラジリアン柔術、ボクシング
主なスタイル:ボクシング、柔術、スピード、フィニッシュ力
トム・アスピナルは、現代ヘビー級の中でも特に完成度の高い選手です。
ヘビー級らしいパワーを持ちながら、スピード、フットワーク、ボクシング技術、寝技の対応力も兼ね備えています。ヘビー級では一発の威力や体格差が試合を大きく左右しますが、アスピナルはスピードと技術で相手を上回るタイプです。
短時間で試合を終わらせる決定力もあり、PFPに入るヘビー級選手として非常に評価しやすい存在です。
近況
現在もヘビー級王者としてPFP上位を維持しています。UFC White House後のランキング更新では、ゲイジーの新規ランクインやトプリア・ペレイラの順位変動がありましたが、アスピナルは6位を維持しています。
性格・人物像
明るく親しみやすい印象があり、ヘビー級選手としての迫力とは対照的に、インタビューなどでは自然体な雰囲気も見せます。
豆知識
父親が柔術に関わっており、アスピナル自身も若い頃から柔術に触れてきました。ヘビー級ながら寝技の対応力が高い理由の一つと考えられます。
評価ポイント
- ヘビー級離れしたスピード
- ボクシングと寝技の両方に強い
- フィニッシュ能力が高い
- 将来的な長期政権の可能性がある
今後の注目点
負傷からの復帰後、ヘビー級でどこまで防衛を重ねられるかが大きなポイントです。特にトップコンテンダー相手に安定して勝ち続けられるかによって、PFP評価はさらに上がる可能性があります。
7位 ショーン・ストリックランド / Sean Strickland
生年月日:1991年2月27日
年齢:35歳
出身:アメリカ
身長:185 cm
現在の階級:ミドル級(現チャンピオン)
バックボーン:総合格闘技、ボクシング
主なスタイル:ボクシング、プレッシャー、ディフェンス、手数
ショーン・ストリックランドは、独特な構えと防御技術で相手の攻撃を受け流しながら、手数と圧力で試合を作る選手です。
一見シンプルなスタイルに見えますが、実際には距離感、ガード、ジャブ、前進圧力の使い方が非常に巧みです。フィニッシュ率で圧倒するタイプではありませんが、相手の強みを消しながら長時間戦えるタフさがあります。
トップレベルのミドル級相手に実績を残している点も評価できます。
近況
無敗だったチマエフに勝利し、再び大きな注目を集めています。王座戦線の動きによって、PFP評価が上下しやすい位置にいます。
性格・人物像
非常に率直で、発言がたびたび話題になる選手です。良くも悪くも感情や考えを隠さないタイプとして知られています。
豆知識
構えは派手ではありませんが、顔面への被弾を最小限に抑えながら前に出続ける独特のディフェンス技術が特徴です。見た目以上に高度な距離管理を行っています。自分から仕掛けることはあまりありませんが、グラウンド技術が巧みで、ディフェンスが上手いです。
評価ポイント
- 独特のディフェンス技術
- 手数と前進圧力
- ミドル級トップ層での実績
- メンタルの強さと継続力
今後の注目点
今後は、爆発力のある強打者に対して同じスタイルを貫けるかが注目です。試合内容によって評価が分かれやすい選手でもあります。次の王座戦の相手が注目です。
8位 アレックス・ペレイラ / Alex Pereira
生年月日:1987年7月7日
年齢:38歳
出身:ブラジル
身長:194cm
現在の階級:ヘビー級 / ライトヘビー級
バックボーン:キックボクシング
主なスタイル:キックボクシング、打撃、左フック、カーフキック
アレックス・ペレイラは、キックボクシングからMMAに転向し、短期間でUFCの頂点に到達した異例の選手です。
最大の武器は、左フックを中心とした破壊力のある打撃です。ミドル級とライトヘビー級で実績を残しており、MMAキャリアの短さを考えると、その成果は非常に特異です。
細かい組み技の攻防では課題を指摘されることもありますが、それを補って余りある一撃の威力と勝負強さがあります。相手にとっては、わずかなミスが即フィニッシュにつながる危険な選手です。
近況
UFC White House / UFC Freedom 250でシリル・ガーヌに敗れ、PFPランキングでは8位に後退しました。ヘビー級挑戦は大きな話題になりましたが、敗戦によって三階級制覇への道は一度止まる形になっています。
ただし、ミドル級とライトヘビー級で残してきた実績、打撃の破壊力、大舞台での勝負強さは依然として高く評価されています。
性格・人物像
寡黙で威圧感のある印象が強い選手です。派手に喋るよりも、表情や雰囲気、試合内容で存在感を出すタイプに見えます。
一方で、仲間内では踊る姿やユーモラスな一面も見せており、リング外ではブラジル人らしい明るさも感じられます。
豆知識
ニックネームの「Poatan」は、先住民族トゥピ語系の言葉で「石の手」を意味するとされています。強烈な打撃力を象徴するようなニックネームです。
評価ポイント
- ミドル級・ライトヘビー級での実績
- 一撃で試合を終わらせる打撃力
- 大舞台での勝負強さ
- 短いMMAキャリアでトップに到達した異例の存在
- 階級を上げても挑戦する姿勢
- 敗戦後もPFPトップ10に残る実績
今後の注目点
今後はヘビー級での活躍が大きな注目です。三階級制覇の夢を追うのか、得意な階級で再び王座を狙うのかによって、今後のPFP評価は大きく変わるでしょう。
9位 メラブ・ドバリシビリ / Merab Dvalishvili
生年月日:1991年1月10日
年齢:35歳
出身:ジョージア
身長:168 cm
現在の階級:バンタム級
バックボーン:柔道、レスリング、サンボ
主なスタイル:レスリング、無尽蔵のスタミナ、プレッシャー
メラブ・ドバリシビリは、バンタム級で最も運動量の多い選手の一人です。
何度もテイクダウンを狙い続けるスタイルと、試合を通して落ちないスタミナが最大の武器です。派手なフィニッシュが多いタイプではありませんが、相手のリズムを崩し続ける能力は非常に高く、トップ選手を相手にしても自分のペースに巻き込むことができます。
メラブの強みは、単なるレスリングだけではありません。相手がテイクダウンを防いでも、その防御反応を利用して次の攻撃につなげる継続力があります。
近況
下位からの怒涛の連勝で王座を獲得。ヤンとの再戦で敗れましたが、バンタム級トップ戦線で高い評価を維持しています。圧倒的な運動量とレスリング能力は、階級内でも特に分かりやすい武器です。
性格・人物像
非常にエネルギッシュで明るい印象の選手です。試合では無尽蔵のスタミナを見せ、SNSや公の場でも陽気なキャラクターが目立ちます。
豆知識
ニックネームは「The Machine」。その名の通り、試合中に止まらない運動量とテイクダウンの連発が最大の特徴です。
評価ポイント
- 驚異的なスタミナ
- レスリングの圧力が強い
- 相手に自分の試合をさせない
- バンタム級トップ層での実績
今後の注目点
ヤンとの再戦が噂されますが、短期間で王座戦をこなしていたこともあり、今後の試合頻度がどうなるのかも注目です。
10位 ジョシュア・ヴァン / Joshua Van
生年月日:2001年10月10日
年齢:24歳
出身:ミャンマー / アメリカ
身長:165 cm
現在の階級:フライ級(現チャンピオン)
バックボーン:MMA、打撃
主なスタイル:スピード、打撃、手数、若さ
ジョシュア・ヴァンは、フライ級の新世代として注目される選手です。
若さ、スピード、打撃の積極性を持ち、試合ごとに成長を見せている点が評価されています。フライ級はスピードと技術の密度が高い階級ですが、その中で存在感を増していることは大きな意味があります。
PFPランキングで上位に入るには、単に勢いがあるだけではなく、トップレベルの相手に勝ち続ける必要があります。ヴァンはその可能性を感じさせる若手の一人です。
近況
フライ級トップとして注目度が上がっており、PFPランキングにも入る存在になっています。若い年齢でここまで評価されている点は大きな魅力です。
性格・人物像
若さと勢いがありながら、試合ごとに自信を深めており、試合では冷静に打撃を組み立てる印象があります。今後さらにスター性が高まる可能性があります。
豆知識
ミャンマーにルーツを持つ選手として注目されています。フライ級の新世代を代表する存在になれるかが期待されています。
評価ポイント
- 若さと成長速度
- フライ級らしいスピード
- 打撃の積極性
- 新世代としての期待値
今後の注目点
今後は、長期的に王座を維持できるか、あるいはトップコンテンダー相手にどこまで安定して勝てるかが重要になります。PFP上位に定着するには、防衛や強豪撃破の積み重ねが必要です。
PFPランキングが変動しやすい理由
パウンドフォーパウンドランキングは、通常の階級別ランキング以上に変動しやすいランキングです。
主な理由は以下の通りです。
- 王座移動がある
- 王者が防衛に成功する
- 上位選手が敗れる
- 階級転向によって評価が変わる
- 長期欠場やアクティブ状況が影響する
- 強豪相手の勝利内容が評価される
- フィニッシュ勝利や圧倒的な試合内容が印象を変える
特にUFCでは、王者同士の評価や、複数階級で実績を残した選手がPFP上位に入りやすい傾向があります。
筆者が見るPFP評価のポイント
個人的には、PFPランキングを見るときに以下の点が重視されるのではと思います。
- 階級内でどれだけ支配的か
- 直近の相手のレベル
- 勝ち方の説得力
- 打撃・組み・寝技の総合力
- 防衛回数や王座実績
- 階級を上げても通用する可能性
- 長期的な安定感
単純に「今一番強い王者」だけでなく、相手のレベルや試合内容も含めて考えると、PFPランキングはより面白くなります。
女子UFCパウンドフォーパウンドランキングについて
この記事では、男子UFCパウンドフォーパウンドランキングを紹介しました。
女子UFCパウンドフォーパウンドランキングについては、別記事でまとめる予定です。
▶ 女子UFCパウンドフォーパウンドランキングTOP10はこちら
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関連記事
▶ MMAの歴代パウンドフォーパウンドランキングはこちら
https://lunapolios.com/1549/
▶ UFCヘビー級の歴代最強ランキングはこちら
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▶ UFCライト級の歴代最強ランキングはこちら
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▶ UFCフェザー級の歴代最強ランキングはこちら
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▶ UFCバンタム級の歴代最強ランキングはこちら
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▶ UFCフライ級の歴代最強ランキングはこちら
https://lunapolios.com/1713/
参考サイト
UFC公式ランキング
https://jp.ufc.com/rankings
UFC公式サイト
https://jp.ufc.com/
UFC公式YouTube
https://www.youtube.com/ufc
UFC Japan公式YouTube
https://www.youtube.com/ufcjapan
UFC Stats
http://ufcstats.com/statistics/fighters
ESPN MMA
https://www.espn.com/mma/
MMA Fighting
https://www.mmafighting.com/
Sherdog
https://www.sherdog.com/
Tapology
https://www.tapology.com/
Wikipedia:UFCランキング
https://ja.wikipedia.org/wiki/UFCランキング
UFC・MMAランキング記事一覧はこちら
https://lunapolios.com/1873/



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