【最新】 MMAパウンドフォーパウンドランキング トップ10 【UFC】

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格闘技は基本的に階級分けされており、選手層の厚さや人気選手などによって注目される階級は変わっていきます。しかし、ファンの間では、例えば 「もしウェルター級の○○がヘビー級だったら」など 階級を超えての強さ議論が常に勃発しています。この様に選手同士の体重差がないと想定したときに一番強いと考えられる選手を指す称号の事をパウンドフォーパウンドと言います。

本記事では、世界最大の総合格闘技団体UFCの最新のパウンドフォーパウンドをランキング形式で紹介します(2024.9.1更新)。

✅パウンドフォーパウンド
格闘技界で使われる用語。全階級の選手の体重差がないと想定した時の最強の選手を指す称号。各階級で突出している王者がピックアップされる傾向にある。過去のパウンドフォーパウンドと呼ばれた選手を見ていくと、総合格闘技だとエメリヤーエンコ・ヒョードルやジョン・ジョーンズ、ボクシングだとマイク・タイソンやフロイド・メイウェザーなど 王者の中でも、強いのはもちろん 連勝を重ねて長らく負けていない選手が目立つ。

男子部門

1 イスラム・マカチェフ

1991.9.27 ダゲスタン共和国 マハチカラ出身

UFCライト級王者
MMA戦績26勝1敗
身長177.8cm
リーチ179.1cm

ロシアのダゲスタン出身の選手。屈強な肉体から繰り出すテイクダウンからの強力なトップコントロールで、相手を消耗させてフィニッシュに持ち込むスタイルが得意で、トップ時に物凄い圧力を感じます。近年はスタンドテクニックも存分に見せており、穴の少ない選手。着実に戦績を伸ばしており、現在ランキング1位。毎回減量が相当過酷そう。。将来的なウェルター級転向の噂も。。

2 アレックス・ペレイラ

1987.7.7 ブラジル サンパウロ州 サンベルナルド・ド・カンポ出身

UFCミドル級王者
MMA戦績11勝2敗
身長194cm
リーチ200.7cm

アデサニヤと同じキックボクシングからMMAに転向した選手。ミドル級離れした体格とパワー溢れる打撃でKOを量産しています(注目は左フック)。UFC 281の王座戦でアデサニヤにTKO勝利を収めました。再戦に敗れたものの、その後ライトヘビー級王座も獲得し、2021年からの総合格闘技参戦にも関わらず、既に複数階級制覇を果たしている驚愕の選手。ジョー・ローガンも驚愕しているとおり、通常体重が105 kg近くあり、この年齢でどうやってミドル級に落とせていたのか。。。将来的な三階級制覇も噂されている。。。

3 ジョン・ジョーンズ

1987.7.19 アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチェスター出

UFCヘビー級王者
MMA戦績27勝1敗
身長193cm
リーチ215cm

史上最年少でUFC王座を2011年に獲得してからライトヘビー級を焼け野原にした選手。レスリングをベースに簡単に相手を攻略してしまう。GOATとの呼び声も高い。主にライトヘビー級が主戦場でしたが、現在はヘビー級に転向しており、初戦のガーン戦でいきなり王座を戴冠し、次戦への期待が高まっているがいつになるか。。

4 イリア・トプリア

1997.1.21 ドイツ ノルトライン=ヴェストファーレン州 ハレ出身

UFCフェザー級王者
MMA戦績15勝0敗
身長170cm
リーチ175cm

生まれはドイツだが、7歳でジョージア、15歳でスペインに移住している。入場時はジョージアとスペインの国旗を背負っており、両国で高い人気を誇る。レスリングをバックボーンとしながらも、強力なパンチでフィニッシュを狙う攻撃的なスタイル。無敗のままヴォルカノフスキーに挑戦し、見事なラパンチのラッシュで王座初戴冠。いつか夢のベルナベウでの試合が実現するか。。。

5 ドリカス・デュ・プレシ

1994.1.14 南アフリカ ウェルコム出身

UFCミドル級王者
MMA戦績22勝2敗
身長185cm
リーチ193cm

屈強な体格を持つレスリングとキックボクシングをバックボーンにした攻撃的な打合いを好む選手。ウィテカー撃破後に一気に勢いに乗り、当時王者のストリックランドに判定勝利を収めて王座初戴冠。トラッシュトークで相手の急所を突いて度々挑発しており、心理戦が強い。。。

6 ショーン・オマリー

1994.10.24 アメリカ合衆国 モンタナ州 ヘレナ出身

UFCバンタム級王者
MMA戦績18勝1敗
身長180cm
リーチ183cm

Dana White’s Contender Series 2でUFCとの契約を勝ち取った。バンタム級にしてはかなりの長身で、華のあるスタンド技術でフィニッシュするスタイルのストライカー。グラウンド技術が疑問視されながらも戦績を伸ばしていき、グラウンドマスターのスターリング相手に金星を挙げ、王座を初戴冠。派手な風貌が目を引くが、実は以前はグループホームで障害者の人たちと仕事をしていた経験を持つ心優しい人物でもある。

6 ベラル・ムハンマド

1988.7.9 アメリカ イリノイ州 シカゴ出身

UFC級ウェルター級王者
MMA戦績24勝3敗
身長178cm
リーチ183cm

パレスチナ人の両親を持つレスリングをバックボーンにした地味強スタイル。ダゲスタンチームとも度々トレーニングを共にしている。フィニッシュ率は多くはないが、着実に勝利を積み重ねてようやくエドワーズとの王座戦に辿り着き、驚異的な持久力で試合を支配して判定勝利を収め、見事王座初戴冠を果たした。ただ、ウェルター級は強豪揃いで、次から次に強力な挑戦者が現れてくる模様。。。

8 トム・アスピナル

1993.4.11 イングランド グレーター・マンチェスター・サルフォード出身

UFCヘビー級暫定王者
MMA戦績15勝3敗
身長196cm
リーチ198cm

幼少期からレスリングとボクシングを経験し、柔術でも活躍。2020年にUFC初参戦。怪我もありながらもフィニッシュ勝利を増やしていき、ジョーンズの欠場により、バックアップファイターとして暫定王座戦のチャンスが巡ってきて見事パブロヴィッチをフィニッシュし、見事暫定王座を獲得。近年ではボクシング技術が光り、KO勝利が目立つ。最重量級の体格からは想像できないほどの俊敏さが目を引く。ジョーンズとの統一戦が期待されているが果たして。。。

9 レオン・エドワーズ

1991.8.25 ジャマイカ キングストン出身

元UFCウェルター級王者
MMA戦績22勝4敗
身長188cm
リーチ188cm

ウェルター級の中では長身で、主に打撃で試合を組み立てる選手。体格も活かしながら有効打を当て続ける。メディアからの映像ではあまり想像しづらいが、格闘技を始める前は喧嘩が多く、荒れていた様。連勝を重ねてウスマンとのタイトル戦に辿り着き、劣勢の中、完璧なタイミングで左ハイキックがヒットし、衝撃的なKO勝利で王座を戴冠。生まれはジャマイカだが、9歳でイギリスに移住。イギリスでベラルにまさかの防衛失敗。。

10 アレクサンダー・ヴォルカノフスキー

1988.9.29 オーストラリア ニューサウスウェールズ州 シェルハーバー出身

元UFCフェザー級王者
MMA戦績26勝4敗
身長167.6cm
リーチ181.6cm

ラグビーから総合格闘技に転向した選手で、フェザー級の中では小柄ながら、強力なグラウンドコントロール・圧力で、相手に対して優勢に試合を運ぶ姿が印象的です。日本でも人気の選手。マカチェフに連敗後、トプリア相手に王座再戴冠に失敗。ラグビー時代は体重が90kg以上あった様です。どの様に体重を落としていったのか気になる(筋量もある程度犠牲になっているでしょうが)。。

女子部門

1 アレクサ・グラッソ

1993.8.39 メキシコ ハリスコ州 グアダラハラ出身

UFCフライ級王者
MMA戦績16勝3敗1分
身長165cm
リーチ168cm

打撃主体の選手だが、ロペスが柔術コーチについている事もあり、シェフチェンコ戦ではサブミッション勝利を挙げている。ストロー級からフライ級に転向してから戦績を伸ばしていき、不利とされていたシェフチェンコ相手に勝利を収め、見事初戴冠を果たした。女子選手とは思えないほどの打合いでのハートの強さには驚く。。

2 ジャン・ウェイリー

1989.8.13 中国 河北省 邯鄲市出身

UFCストロー級王者
MMA戦績25勝3敗
身長162.6cm
リーチ160cm

強力な立ち技を武器とし、打合いに強い選手。中国人史上初めてUFC王座を獲得した選手。イェンジェイチック戦の激闘が非常に印象的。2戦目は、バックパンチでの決着。UFC281で王座再戴冠。普段の和やかな雰囲気とは対照的に激闘を繰り広げ、普段約130kgのガヌーも持ち上げる。。

3 ヴァレンティーナ・シェフチェンコ

1988.3.7 キルギス ビシュケク出身

元UFCフライ級王者
MMA戦績23勝4敗1分
身長165.1cm
リーチ168.9cm

強烈な立ち技をベースに、グラウンド技術も高い隙のない選手。スピニングバックキックとスーパーマンパンチが印象的。フライ級創設前は、バンタム級で活躍していた。姉のアントニーナとコーチのフェドートフとは、長年行動を共にしている関係。ダンス・射撃や多国語を操る言語力など 格闘技以外でも非常に多彩。最近は戦績が伸び悩んで入るものの技術は健在。天敵グラッソ?。。。

4 マノン・フィオロ

1990.2.17 フランス アルプ=マリティーム県 ニース出身

UFCフライ級
MMA戦績12勝1敗
身長170cm
リーチ165cm

幼い頃に空手を経験。その後スノーボード競技で活躍後、格闘技の道を歩み始め、2021年にUFC初参戦後、打撃をベースに有効打を当て、安定した戦いぶりで無敗。期待の新鋭のブランチフィールドも下し、今後の王座戦も期待されるフランス人選手。

5 ジュリアナ・ペーニャ

1989.8.19 アメリカ ワシントン州 スポケーン出身

元UFCバンタム級王者
MMA戦績12勝5敗
身長167.6cm
リーチ175.3cm

TUFシリーズに参加していた選手で、優れたグラウンド技術が印象的。UFC269でのヌネス戦では、下馬評を覆し、バンタム級王座獲得に成功しています。立ち技でも臆する事なく見事な忍耐力を見せましたが、ヌネスとの再戦に敗れました。

6 ローズ・ナマユナス

1992.6.29 アメリカ ウィスコンシン州 ミルウォーキー出身

元UFCストロー級王者
UFCストロー級ランキング2位
MMA戦績12勝5敗
身長165.1cm
リーチ165.1cm

TUFシリーズに参加していた選手で、立ち技・グラウンドともに優れ、フィニッシュ勝利も多いです。丸刈りの坊主スタイルが印象的。エスパルザ戦でタイトル防衛に失敗してから調子を落とし気味の印象だが、これから軌道に乗っていけるか。

7 エリン・ブランチフィール

1999.5.4 アメリカ ニュージャージー州 エルムウッドパーク出身

UFCフライ級
MMA戦績12勝2敗
身長163cm
リーチ173cm

柔術とキックボクシングを始め、若い頃から格闘家を志す。2021年にUFC初参戦後、サブミッションを武器に戦績を伸ばしていき、次期ヤングスタートして王座挑戦が期待されていたが、フィオロに敗れた。これから巻き返していけるか。

8 ラケル・ペニントン

1988.9.5 アメリカ コロラド州 コロラドスプリングス出身

UFCバンタム級王者
MMA戦績16勝9敗
身長170cm
リーチ171cm

学生時代は様々なスポーツを経験して活躍し、19歳から格闘技のトレーニングを始めた。2013年からUFCに参戦している選手でもあり、2018年のヌネスとの王座戦に敗北するも、地道に戦い続け、2024年ついにシウバを下して王座初戴冠を果たした。TUFではミーシャ・テイトチームに所属していた事もあり、UFC205での師弟対決は感慨深いものがあった。

9 タチアナ・スアレス

1990.12.19 アメリカ カリフォルニア州 コビーナ出身

UFCストロー級
MMA戦績11勝0敗
身長165cm
リーチ168cm

強力なレスリングを主体としたスタイルで次期タイトル挑戦者候補。フィニッシュの数も多く、トータルで優れた選手。過去の甲状腺癌を克服しており、非常にタフな選手でもある。女子選手では珍しくUFCで無敗の選手であり、更なる飛躍が期待されている。

10 ヤン・シャオナン

1989.6.16 中国 遼寧省 瀋陽市出身

UFCストロー級
MMA戦績18勝4敗
身長165cm
リーチ160cm

幼少期に散打を経験しており、打撃主体の選手。2009年にプロデビューを果たしており、UFC参戦は2017年。KO勝利も多い。連敗後に強豪相手に連勝し、UFC史上初の中国人同士のタイトルマッチが実現し、中国でかなりの注目を集めたが、その試合ではウェイリーに敗れる結果となった。

階級別のUFC歴代最強ランキング

各階級ごとでは、誰が一番強いのでしょう。私なりに考えてみました。

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参考

  • UFC, https://www.ufc.com/

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